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ジュリアード音楽院で、ゴードン・スカラーシップ奨学生としてドロシー・ディレイ女史に師事。並びに同音楽院大学院修士課程、及びプロフェッショナル・スタディーズ修了。在学中、ジュリアード・オーケストラのコンサートマスターを務める。
 在米中、アスペン音楽祭に8年間参加。アスペン音楽祭管とドヴォルザークのコンチェルトを共演。その後もウエストチェスター響、フレスノ・フィルにソリストとして招かれる。リンカーンセンターでリサイタルを開催。
 91年、ニューヨークArtist International Auditionのヤング・アーティスト・デビュー賞受賞。カーネギー・ウェイルリサイタルホールでニューヨーク・デビュー。
 帰国後はソリストとして、東京フィル、神奈川フィルなどとコンチェルトを共演、NHK-FM名曲リサイタル等の放送番組に出演する。
 これまでにヴァイオリンを海野義雄、水野佐知香、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫の各氏に、室内楽をフェリックス・ガリミア、ポール・ズコフスキーの各氏に師事。現在は、ソロ、室内楽で幅広い活動を続けるほか、新日本フィル、日本フィル、東京シティ・フィル、広島響などに度々ゲスト・コンサートミストレスとして招かれている。
 洗足学園音楽大学非常勤講師、ヴィルトゥオーゾ横浜のメンバー。

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物集女純子 Violin
Junko Mozume

河野 智美  Guitar
Tomomi Kohno

東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞。
2011年、韓国にてDVD『Recollections』をリリース。CDはアールアンフィニより『祈り』(2013年)、ジャズクラシック作品集『リュクス』(2015年)、オール・バッハアルバム『The BACH』(2017年)、スペイン作品集『The Spain』(2019年)をリリース、いずれもレコード芸術誌で特選盤の評価を得ている。なかでも現代のコンポーザー・ギタリストに焦点をあてたアルバム『リュクス』は、音楽評論家の濱田滋郎氏より「ギター・アルバム中、最上級の成果」と評された。2018年サントリーホール・ブルーローズにて行われたバロックアンサンブルのコンサートでは、「ギター室内楽の新たな境地」と評判を呼んだ。2020年、サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団、梅田俊明氏指揮のもと「アランフエス協奏曲」「ある貴紳のための幻想曲」の2大ギターコンチェルトを演奏、秋にライブ盤アルバムとしてリリース(朝日新聞推薦盤)。2大ギターコンチェルトのライブ録音リリースは、世界でも稀有な試みと言われている。これまでにヨーロッパ、ロシア、アジア、南米等各国に招かれコンサートを行っている。なかでもマドリードの歴史あるアテネオホールにて人間国宝鶴賀流第11代家元鶴賀若狭掾師匠とその一座、日本舞踊の花柳貴比氏、八王子車人形「西川古柳座」とのコラボレーション公演を行い、日西伝統芸能の共演は大きな反響を呼んだ。また、スペイン最大とも言われるホセ・トマス国際ギターコンクールにてユース部門の審査も務めている。2022年ヴァイオリン礒絵里子とともに「デュオ・パッシオーネ」を結成、初のアルバム『グラシア』をリリース。ソプラノ奥脇泉とのユニット「さくやひめ」では2025年初のアルバムをリリース予定。古楽から民謡、ポップスまでジャンルに囚われず独自のレパートリーを切り開き、「心地よい音楽」を追究している。
2022年秋にはアメリカ東海岸ツアー、2023年秋にはベトナムのギターフェスティバルに再び招かれたほか、オランダにてリコーダーのミカラ・ペトリ氏、アムステルダムギタートリオのメンバーとバロックアンサンブルで共演、また世界遺産であるサグラダファミリア教会でのコンサートを含めバルセロナ、バレンシアでのスペインツアーを成功させている。
2016年から2023年まで、日本・スペインギター協会会長代理としてギター音楽の普及とギター界発展に寄与した。日本女子大学人間社会学部現代社会学科卒。昭和音楽大学、並びにモアギター音楽教室にて後進の指導育成にもあたっている。

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​たのうち惠美  Navigater
   Emi Tanouchi (Cello)

フェリス女学院短期大学チェロ科卒業。在学中二度の優秀賞を受賞する他、学生コンサートを校外でも企画。各地のオーケストラでエキストラを務めつつ、母校の音楽教室ならびに音楽図書室にも勤め、戸塚クラシックコンサート代表なども経て、2001年からはEnsembleたのシック主宰に専念。お話を交えたサロンコンサートには定評があり、2005年にはバギーのままで入れるコンサートを企画、2008年からはレストランでのランチコンサートを始め、2025年中に180回を超えて開催。近年はギターの篠原正志と たのシックDUO としてクラシックから幅広いジャンルでの懐メロまでをレパートリーとして場所を問わず公演を重ね、共に歌い共に語るコンサートで親しまれている。

これまでにチェロを堀了介、高橋忠男、吉濱綾伽各氏に師事。楽曲分析などを松本日之春氏に師事。桐朋オーケストラ アカデミーでは内外数多くの演奏家から、オーケストラのみならず室内楽の指導も受ける。室内楽においては、弦楽四重奏でモーツァルトを中心とした古典作品への取り組みが『日本の弦楽四重奏団』(幸松肇著)でも取り上げられている(Ludus Quartett)。ピアノとのデュオやトリオでの公演も重ねている。

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